札幌のネイルスクール・ネイル資格取得マリアール
楽しみながら資格取得!未経験からプロに転身

目次
1. ネイリストになるのに必要な免許、資格はあるか
2. ネイリストの資格について
3. ネイリスト技能検定試験内容とは
4. ネイルサロン経営に必要なスキルとは
ネイリストに必要な免許・資格はあるか
日本にはネイリストに必要な免許や資格はありません。
例えばアメリカなどでは州ライセンスが存在しますが、日本ではネイリストになるのに必要なライセンスはありません。
ネイリストは美容師のように必須とされる国家資格はありませんし学歴も必要ありませんが
実際にはプロのネイリストとしてお金をいただくにはそれなりの技術がなければお客様になってくれる方はいないでしょう。
それでは、どうすればプロとしてお金をいただけるネイリストになれるのでしょうか?
ネイリストの資格について
公益財団法人日本ネイリスト試験センターが主催するネイリスト技能検定試験(JENC)は代表的ネイル資格であり業界内で知名度の高い民間資格となっています。
1997年にスタートしたネイリスト技能検定試験は受験者数は869,129名(2020年秋季までの累計)
となっており、この検定試験はネイルの正しい技術と知識の向上を目的とした実践に役に立つ検定試験としてネイル業界で最も歴史があり知名度があります。
そのためネイルサロンでの求人は、ネイリスト検定の級を保持していることが必須条件となっているサロンがほとんどです。
サロンで働いていても、お客様に「どこで習ったの?」「どんな資格を持ってるの?」など聞かれることもしばしばありますし、自己流ではサロン施術価格にも影響の出るところではないでしょうか?
JNECの資格をどこまで持っているのか、プロネイリストとしてどんな事を学んできたのか知識や技術レベルの証明となっています。
ネイリスト技能検定試験内容とは
公益財団法人日本ネイリスト試験センター主催
ネイリスト技能検定試験(JENC)
ネイリスト技能検定試験 3級
ネイリスト検定3級は「ネイリストとしてネイルケアからネイルアートまで基本的知識と正しい技術を習得しているか」
という点が必要とされる合格ラインです。
内容は、ネイルケア(爪のカットの仕方、キューティクルプッシャー、キューティクルニッパーが安全に正しく使用されているか)カラーリング(赤いカラーポリッシュを塗る、ラインどり、表面のムラがないか、先端までしっかり塗られているかなど)アート(フラワーがテーマで赤に映えるフラワーが描けているか)などが問われます。
全体として、用具・用材の衛生管理、安全な技術を行っているか、ネイルの基礎的技能を重視して検定試験が行われています。
合格するとネイリストの基礎を身につけた証明となっています。
ネイリスト技能検定試験 2級
ネイリスト検定2級は「ネイリストとしてサロンで通用するスキルとして施術スピード、完成度を習得しているか」
が必要な合格ラインです。
内容は、3級よりも完成度の高さが要求されます。
ネイルケア(爪のカットの仕方、キューティクルプッシャー、ネイルニッパーの安全な使用、プロとしてのスピード、仕上がりの完成度)3級にはないチップラップ(チップ装着が正しいか、仕上がりの完成度)カラーリング(ラインどり、表面のムラがないか、先端までしっかり塗られているかなどのプロとしての完成度)アート(受験ごとにテーマが変わりそのテーマに沿ったアートの仕上がり、完成度)などが問われます。
2級受験資格は3級に合格している事で受験が可能となります。
ネイルサロンの募集要項には2級以上保持していることが明記されていることが多いようです。
ネイリスト技能検定試験 1級
ネイリスト検定1級は「トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術及び知識」が求められます。
内容は、スカルプチュアネイル、チップオーバーレイ(長さ5〜10ミリ、形はスクエアオフ、サイドラインストレート、Cカーブ30%程度、厚み、フォルム、表面の滑らかさ、ハイシャインに仕上げるなど)爪の造形美が問われます。
そしてミックスメディアアート(3D,エンボス、フラットアートなどを組み合わせる)
2級同様にその受験ごとのテーマが変わりますのでそのテーマに沿ったアートを完成させます。
※詳細な情報は公益財団法人日本ネイリスト試験センター(JENC)ホームページで確認することができます。